読者
SNSをやったほうがいいのは分かるけど、社内に手が空いている人がいない

京都の中小企業から、この相談をいちばん多く受けます。ただ、話を聞いていくと本当の困りごとが集客ではないことも多いです。人が採れない、採っても続かない。この2つのほうが深刻だという会社がかなりあります。

京都のSNS運用代行の料金相場はいくらですか?

中心は月額3万円から30万円です。価格の差を作っているのは、動画を撮るかどうかです。本数の多い少ないは、思っているほど金額に響きません。静止画と文章だけなら安く、撮影と編集が入ると一段上がります。

2026年9月時点で各社が公開している料金レンジを整理すると、次の3層に分かれます。この表が、本記事で扱う金額の基準です。

プラン層月額の目安含まれることが多い内容
ライト3万〜8万円投稿の企画・文章・ハッシュタグ、投稿代行、簡易レポート。素材はクライアント提供
スタンダード10万〜20万円上記+ショート動画の制作(月10本前後)、月次の改善提案
フルサポート20万円〜上記+撮影同行、LINE公式アカウント連携、複数媒体の同時運用

初期費用を別に設定している会社も多く、2万〜15万円ほどが一般的です。初期費用にはアカウント診断、投稿方針のすり合わせ、初月分の投稿カレンダー設計が含まれます。

京都だから高い、安いということはありますか?

ありません。SNS運用代行の作業はオンラインで完結するため、価格に地域差はほとんど出ません。京都の会社を選ぶ理由になるのは、撮影に来られる距離です。価格では差がつきません。

費用の判断で誤解が起きやすいのが、この点です。東京の会社に頼んでも月額は変わりませんが、撮影が必要になった瞬間に交通費と拘束時間が乗ります。逆に、素材をこちらで撮って渡せる体制があるなら、拠点はどこでも構いません。

京都でSNS運用代行を頼むと、どこまでやってもらえますか?

一般的な契約に含まれるのは「企画・制作・投稿・簡易レポート」の4つです。撮影、広告、返信対応、キャンペーン設計は別料金か対象外になっていることが多いので、契約前に線引きを確認してください。

多くのプランに含まれるもの

別料金または対象外になりやすいもの

とくに見落とされやすいのがDM対応です。投稿は代行してもらえても、問い合わせが来た瞬間に自社の誰かが返信する必要がある、という状態になりがちです。問い合わせを増やすための施策ですから、受け口をどうするかまで含めて設計しないと、増えた分がそのまま取りこぼしになります。

京都の会社がSNS運用代行で失敗するのはどんなときですか?

失敗の原因は、だいたい3つのどれかです。目的が「フォロワーを増やす」で止まっていること、素材を渡す担当者が社内で決まっていないこと、そして3か月で判断してしまうことです。

1. 目的がフォロワー数になっている

契約前に「この運用で何が増えたら成功か」を1つだけ決めてください。来店予約なのか、採用の応募数なのか、既存客の再来店なのか。1つに絞るのは、2つ以上あると打ち手が割れて、どちらも中途半端になるからです。決め方は簡単で、いま社内でいちばん足りていない数字を挙げるだけで構いません。

フォロワーが増えても売上や応募が動かない例は珍しくありません。逆に、フォロワー2,000人でも予約が埋まっている店舗もあります。

2. 素材を渡す人が決まっていない

代行会社が止まる理由の第1位は、写真と現場情報が上がってこないことです。院長や社長が窓口だと、忙しさで返事が2週間止まります。そうなると投稿は間に合わせの内容になり、成果は出ません。

やることは1つで、素材を渡す担当者を1人決めるだけです。その人がスマホで撮った写真をチャットに放り込む、それだけの運用にしてください。編集や選定は代行側の仕事なので、現場は撮って送るところまでで構いません。

3. 3か月で判断している

アカウントの評価が安定するまで、おおむね3か月かかります。そこから改善を回して数字が動き始めるのが4か月目以降です。多くの代行会社が最低契約期間を3〜6か月に設定しているのは、この期間を確保しないと検証そのものが成立しないからです。

田子
3か月は準備期間だと考えて、半年で判断するのをおすすめしています

失敗しない依頼先の選び方は?【7項目チェック】

次の7項目を質問して、その場で答えが返ってくるかどうかで判断できます。答えがどれだけ具体的かで見てください。資料の見た目は判断材料になりません。
#確認すること良い答えの例
1自社と同じ業種の運用経験はあるか業種名と、そこで何が増えたかを数字で言える
2成果指標を何に置くかフォロワー数ではなく、予約・応募・問い合わせで答える
3素材はどう受け渡すかチャットに写真を送るだけ、など現場の手間が明確
4撮影は含まれるか、別料金かプランごとの線引きを即答できる
5業種特有の規制を理解しているか医療広告ガイドライン、景品表示法などを自分から挙げる
6担当者は誰で、何人体制か窓口と制作者が分かれているか、実名で説明できる
7解約条件と最低契約期間何か月縛りか、途中解約の扱いを書面で示せる

5番は業種によって重みが変わります。クリニックであれば医療広告ガイドライン、飲食であれば景品表示法や食品表示、士業であれば各会の広告規程です。業種の規制を知らない相手に任せると、伸びる投稿を作れても掲載できません。

6番も見落とされがちです。営業担当と制作担当が別で、途中から新人に引き継がれる体制だと、こちらの意図が毎回リセットされます。誰が実際に手を動かすのかは、契約前に聞いておいて損はありません。

京都でYouTube運用代行を頼むと、SNS運用代行と何が違いますか?

違いは3つあります。1本あたりの制作時間が長いこと、企画と台本の比重が大きいこと、そして成果が出るまでの期間が長いことです。費用は前掲の相場表のスタンダード〜フルサポートの層に乗ります。

ショート動画とYouTubeの長尺動画は、同じ「動画」でも作り方がまったく違います。

ショート動画(Reels/TikTok/Shorts)YouTube長尺
15〜60秒8〜20分
勝負どころ最初の2秒タイトルとサムネイル
制作の中心編集とテンポ企画と台本
成果の出方拡散で一気に伸びる検索と関連動画で積み上がる
向いている目的認知、フォロワー獲得信頼形成、指名検索、採用

YouTube運用代行が向くのは、単価が高くて、依頼前に「この人に任せて大丈夫か」を確かめたい商材です。工務店、クリニック、士業、リフォーム、不動産あたりが当てはまります。1本の動画が営業資料の代わりになり、問い合わせ前の不安を先に消してくれるからです。

認知をとにかく広げたい段階なら、ショート動画のほうが向いています。両方を同時に始めると現場が回らなくなるので、どちらを主軸にするかは最初に決めてください。

YouTube運用代行に含まれる作業

このうち、社内でいちばん時間を取られるのが企画と台本です。撮影と編集を外に出しても、話す内容を毎回ゼロから考えるのであれば負担は減りません。運用代行を検討するときは、企画と台本が含まれているかを必ず確認してください。

SNS運用代行とAIは、どう組み合わせると意味がありますか?

AIが役に立つのは「作る前」と「作った後」です。投稿そのものをAIに書かせても成果は変わりませんが、現場の情報を集めて形にする工程と、数字を見て次を決める工程は、AIを挟むと時間が大きく減ります。

私の場合は、現場の写真と音声メモから記事の下書きまで自動で作る仕組みを、自分の環境で組んで動かしています。手順と、京都で使える補助金は別の記事にまとめました。

AIに任せるのは、現場の言葉を集めて整えるところまでにしています。伝える中身自体は、現場の人の頭のなかにしかありません。AIに中身ごと考えさせた投稿は、読んだ人にもだいたい見抜かれます。

京都でAIを業務に導入するには|中小企業の始め方と補助金5つ【2026年最新】
京都市の支援制度5つの上限額と補助率、無料の相談窓口、最初に成果が出る業務をまとめています

自社でやる・代行に頼む・半分ずつ、どれを選ぶべきですか?

社内で月5時間を確保できるなら半分ずつ、確保できないなら代行に出すほうが続きます。完全に社内で回す判断は、専任担当を置ける規模になってからで構いません。
完全に社内半分ずつ完全に代行
月あたりの社内工数20〜40時間4〜8時間1〜2時間
費用(月額)人件費のみ3万〜8万円+人件費10万〜30万円
現場の熱量の反映高い高い素材の渡し方しだい
続けやすさ担当者が辞めると止まる続きやすい続く
向いている規模専任を置ける会社従業員5〜30名現場が手一杯の会社

いちばん多い失敗は、完全に社内でやろうとして途中で止まることです。担当者が本業のかたわらで投稿を作り、繁忙期に更新が飛び、そのまま放置になります。止まったアカウントは、何もないより印象が悪くなります。

半分ずつの形で決めるべきなのは、素材の受け渡しの設計です。誰が撮るか、どこに送るか、いつまでに送るか。この3つを決めておけば、現場の作業は写真を送るところで終わります。京都の中小企業で長く続いているのは、だいたいこの形です。

依頼から投稿開始までは、どんな流れになりますか?

一般的には、無料相談から投稿開始まで2〜4週間です。相談、提案、契約、アカウント設計、初回撮影または素材受け取り、投稿開始という順番で進みます。
  1. 無料相談(30分) — 現状の課題、目的、社内で使える時間を確認します
  2. 提案 — 目的に対して何を何本出すか、費用がいくらかを提示します
  3. 契約 — 契約期間、解約条件、素材の扱いを書面で確定します
  4. アカウント設計 — 誰に何を届けるかを決め、初月の投稿カレンダーを作ります
  5. 素材の受け渡し — 撮影同行か、現場から写真を送る形かを決めます
  6. 投稿開始 — 週2〜4本のペースで運用に入ります
相談のときに見ておくところ
無料相談の段階で「今のアカウントのどこを直すべきか」を具体的に言ってもらえない相手は、避けたほうがいいと思います。事前に見ていれば、必ず何か言えることがあります。

よくある質問

京都以外の会社に頼んでも問題ありませんか?
撮影同行が必要なときだけ、京都近郊の会社が有利になります。素材を自社で撮って渡す運用なら、拠点による成果の差はほとんど出ません。
撮影する素材がまったくない状態でも依頼できますか?
できます。プロの撮影機材は必須ではありません。むしろ、加工しすぎた写真より現場のそのままの写真のほうが反応が良い業種もあります。スマホで撮ったもので十分に始められます。
最低契約期間はどれくらいが普通ですか?
3〜6か月です。1か月単位で解約できる会社もありますが、その場合は成果が出る前に判断してしまわないよう注意してください。
Instagram、TikTok、YouTubeのどれから始めるべきですか?
目的で決まります。認知を広げたいならInstagramとTikTokのショート動画、依頼前の信頼を作りたいならYouTubeです。採用が目的なら、働いている人の様子が伝わるショート動画から始めるのが早いです。
集客だけでなく採用にも使えますか?
使えます。職場の様子やスタッフの声を出しておくと、応募前の不安が減り、応募数と定着率の両方が変わります。求人媒体は「募集していること」しか伝えられませんが、SNSは「どんな人が働いているか」を伝えられます。京都の中小企業では、集客より採用のほうが切実な会社が増えています。
AIを使えば代行費用は安くなりますか?
一部は安くなります。文字起こし、下書き作成、データ集計はAIで時間が減るため、その分を価格に反映している会社もあります。ただし企画と撮影は人の作業なので、動画を含むプランの価格はあまり下がりません。
途中で代行会社を切り替えることはできますか?
できます。切り替えるときは、アカウントの管理権限、過去の投稿データ、制作した素材の所有権の3つを引き継げるかを契約前に確認してください。ここを決めていないと、乗り換えのたびに素材を作り直すことになります。

まとめ

京都でSNS・YouTubeの運用を相談する

今のアカウントのどこを直すべきか、そもそも代行が必要な段階かどうかも含めてお話しします。売り込みはしません。

30分の無料個別相談を予約する オンライン/全曜日9時〜22時で調整できます
田子篤(たご あつし/はる)
京都市下京区・個人事業/SNS運用支援・AI業務支援
  • 小学校教員を14年務めたあと、36歳でプログラミングスクールに通いエンジニアに転職
  • エンジニアとして1年後にフリーランスへ。その後Instagramを軸に発信を始め、5か月で1万フォロワーを達成
  • これまで運用してきたアカウントの総フォロワー数は約11万人
  • IT系企業のTikTokアカウントを1年でフォロワー4万人まで運用
  • 中古車販売店のInstagram運用代行で、1年でLINE公式アカウントの登録者を900名増やし、問い合わせ件数も増加
  • 使用ツール:Canva/CapCut/Remotion/各種生成AI

運営者について詳しく見る